兵庫県の元西播磨県民局長が作成した告発文書を巡る問題で、県議会は19日午後、斎藤元彦知事の不信任決議案を全会一致で可決した。全県議86人が賛成した。知事は10日以内に議会を解散するか、失職するかの判断を迫られる。
不信任決議案は同日午後、県議会本会議で最大会派の自民党(37人)が動議を出した後、全5会派と無所属の全議員4人が連名で提出した。
自民による提案理由の説明に続き、維新の会(21人)▽公明党(13人)▽ひょうご県民連合(9人)▽共産党(2人)▽無所属議員-が賛成討論を行い、採決へ。その結果、全議員が賛成に回った。
不信任案が可決されたため、知事は辞職しなくても、10日以内に議会を解散しなければ失職する。解散を選んだ場合は40日以内に県議選が行われ、改選後の議会で過半数が賛成すれば再び不信任決議が成立、知事は失職する。(杉山雅崇)



 
          
         
           
           
           
       
       
       
       
      














 
          


 
           
         
        



