決算を発表するエイチ・ツー・オーリテイリングの荒木直也社長(中央)=大阪市北区
決算を発表するエイチ・ツー・オーリテイリングの荒木直也社長(中央)=大阪市北区

 エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングが31日発表した2025年9月中間連結決算は、百貨店でインバウンド(訪日客)消費の減退や主力店の改装が響き、営業利益は前年同期比21・0%減の118億5500万円だった。中間期の営業減益は、新型コロナウイルス禍明け以降で初めて。純利益は前年同期にあった持ち合い株売却益の反動減で、74・5%減の69億900万円だった。