兵庫県養父市選挙管理委員会は27日、同日に投開票した衆院選小選挙区の投票総数が、投票者総数より1票多いミスがあったことを明らかにした。衆院選と同市長選・市議選の期日前投票が重なった時期があり、有権者が市議選の投票用紙を誤って小選挙区の投票箱に入れたためという。
同市の市長選・市議選は13日の告示、20日投開票。16~19日は市長選・市議選と衆院選の期日前投票が同時に行われていた。
同市選管によると、市議選の投票用紙は、養父市役所本庁舎の投票所で混入。住民が投票したところを立会人が目撃していた。
同市の衆院選小選挙区の投票者総数は1万2418人。投票総数は1万2419票となり、多い1票は「持ち帰り・その他」として処理された。(吉田みなみ)