住民がいなくなり廃屋が並ぶ集落=兵庫県新温泉町桧尾(ドローンで撮影)
住民がいなくなり廃屋が並ぶ集落=兵庫県新温泉町桧尾(ドローンで撮影)

 山あいにたたずむ旧校舎は壁が崩れ、雑草に覆われた田畑が点在する。兵庫県北部の新温泉町桧尾(ひのきお)地区。町によると、標高350メートルにある同集落は明治期に約100人が住んでいたが、過疎が進み、2015年には住民がゼロになった。