「JR灘駅(神戸市灘区)の前に放置自転車が撤去されない謎のスポットがある」。神戸新聞の双方向型報道「スクープラボ」に、読者からそんな情報が寄せられた。取材すると、2011年の駅舎リニューアルで生じた行政の「盲点」を知ってか知らずか、最近になって付け込む人が増えている。(大高 碧)
情報提供によると、問題の場所はJR灘駅の駅舎北側にあり、アーチ形の窓が取り付けられたエレベーター部分が「凸形」に出っ張った右隅(東側)に常時、放置自転車が並んでいる。
現場を見ると、確かに幅8メートル、奥行き3メートルほどの空間に20台以上が止められている。中には赤さびて長期間放置されたとみられる自転車もあった。

駅北側は「灘駅前北広場」となっており、市営の駐輪場が2カ所ある。駐輪場の職員に聞くと、定期・一時利用は共に満車になることが多いが、もちろん場外への放置は認めていない。
そこで広場を管轄する市建設局に問い合わせると、意外な答えが返ってきた。「実は(放置スポットだけ)ピンポイントで建設局の所管ではないんです…」























