被災者として神戸を励ました直木賞作家陳舜臣さんの銘板も協力者として加えられた=14日午後、神戸市中央区加納町6、東遊園地(撮影・笠原次郎)
被災者として神戸を励ました直木賞作家陳舜臣さんの銘板も協力者として加えられた=14日午後、神戸市中央区加納町6、東遊園地(撮影・笠原次郎)

 神戸市中央区の東遊園地にある「慰霊と復興のモニュメント」では、14日に21人の銘板が追加され、阪神・淡路大震災の復興に尽力した学識者や公職者らの名前も、新たに加わった。

 加わったのは、今年3月に80歳で死去し、災害復興に力を注いだ神戸大名誉教授の五百旗頭真さんや、阪神・淡路復興委員会の委員長を務め、2016年8月に92歳で亡くなった元国土事務次官の下河辺淳さんら10人。五百旗頭さんは東日本大震災復興構想会議議長や、ひょうご震災記念21世紀研究機構理事長などを歴任した。

 また、被災者として生まれ育った神戸の人たちを励ました直木賞作家の陳舜臣さん(15年に90歳で死去)の名前も追加された。