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 兵庫県は9日、播磨灘東部と高砂市の沿岸で養殖されるマガキ、姫路市東部のアサリとトリガイ、同市西部のトリガイから規制値を超えるまひ性貝毒を検出したと発表した。養殖業者に出荷の自主規制を求め、7日以降に出荷された分はすべて回収したという。

 県内で規制値を超える貝毒が検出されたのは今年初めて。今後の検査でアサリとトリガイは3週連続、マガキは2~3週連続で規制値を下回ると、出荷の自主規制は解除される。(長尾亮太)