三田市は8日、ウッディタウン市民センター(けやき台1)で、固定資産税に関する帳簿の誤交付があったと発表した。
市によると、誤って交付したのは「土地・家屋名寄(なよせ)帳兼固定資産課税台帳(名寄帳)」で、7日に市内の女性から委任状を受けた司法書士が交付申請を行った。固定資産税台帳システム上に依頼者と同姓同名の3人分のデータがあり、センターの担当者が同一人物と思い込み、3人分の名寄帳を交付したという。
その後、司法書士からセンターに連絡があり、残る2人分の名寄帳は回収した。市は司法書士以外の情報漏えいはないとしている。
市ウッディタウン市民センターは「生年月日の確認など、事務手続きフローの再確認を徹底する」と再発防止策を示した。(山本 晃)