地方選挙
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 任期満了に伴う神戸市長選(10月12日告示、同26日投開票)に、ニュース分析会社社長の木島洋嗣氏(50)が10日、無所属で立候補すると表明した。同市長選への立候補が明らかになるのは、木島氏で2人目。

 木島氏は東京都出身。上智大経済学部を卒業後、リクルート社員を経て、日本やシンガポールでコンサルタント会社を経営した。

 2023年4月の神戸市議選や24年10月の衆院選兵庫1区、同年11月の兵庫県知事選にそれぞれ立候補し、いずれも落選した。

 木島氏は10日、神戸市内で会見し、「学校給食と保育料、市立大学授業料の無償化を実現し、医療福祉の充実や経済成長にも取り組みたい。神戸を改革する」と述べた。

 神戸市長選には、同市議の五島大亮氏(47)が立候補する意向を固めている。3期目の現職久元喜造氏(71)は去就を明らかにしていない。共産党系の政治団体が候補者を立てる方針。日本維新の会の動向も注目される。(斉藤正志、井沢泰斗)