「熱中症は予防策が大切」と呼びかける兵庫県医師会の八田昌樹会長=神戸市中央区
「熱中症は予防策が大切」と呼びかける兵庫県医師会の八田昌樹会長=神戸市中央区

 本格的な夏を前に、兵庫県医師会は9日、熱中症予防についての会見を神戸市中央区の同医師会館で開き、近年の傾向、注意点を解説した。

 総務省消防庁によると、昨年、熱中症で救急搬送された患者は全国で9万7578人と過去最高を記録。うち兵庫県は4821人で8人が死亡した。全体の約6割が65歳以上の高齢者だった。