笑顔で勢いよく海に入る幼稚園児たち=10日午前、神戸市須磨区、須磨海水浴場(撮影・風斗雅博)
笑顔で勢いよく海に入る幼稚園児たち=10日午前、神戸市須磨区、須磨海水浴場(撮影・風斗雅博)

 神戸市須磨区の須磨海水浴場で10日、海開きした。夏の日差しを浴びながら、近くの幼稚園児らが早速海に入って大はしゃぎした。

 同海水浴場では、子ども連れの家族や若者らが遊びやすいよう、酒類の持ち込みや飲酒を禁止する「スマイルビーチエリア」をJR須磨駅前に設置。クラゲよけのネットもあり、安心して遊泳できる。神戸須磨シーワールドの近くには、仮設トイレやシャワー、暑さ対策の日よけも置いている。海の家は2軒。猛暑が予想されるため、神戸市はこまめな休憩や水分補給など、熱中症対策を呼びかけている。

 この日は、神戸市長田区の近田幼稚園の園児76人が一番乗り。準備運動の後、歓声を上げながら、一斉に波打ち際へ。元気よく海に入り、浅瀬をかけっこしたり、水を掛け合ったりして遊んでいた。5歳の園児は「水怖くなかったよ。冷たくてきもちいい」と笑顔だった。

 同日、神戸市垂水区のアジュール舞子海水浴場でも海開きがあった。須磨、アジュール舞子ともに遊泳時間は午前9時半~午後5時。8月24日まで。(児玉芙友)