冬型の気圧配置に覆われた3日、兵庫県内は強い風が吹き、夕方からは冷え込みが厳しさを増した。神戸の市街地では道行く人が上着を着込み、身をすくめる姿も見られた。4日は寒さが本格化し、県北部では雪が降る見込み。
神戸地方気象台によると、神戸の3日の最高気温は14・1度で、前日より5度低かった。しかも気温のピークは午前0時24分で、日中にかけて下がり続けた。寒気が流れ込んだ影響で、午後4時過ぎに10度を下回った。
4日の最低気温は神戸が3度、姫路と豊岡が2度と予想。最高気温は神戸と姫路で10度、豊岡で8度と1月上旬並みの厳しい寒さになる見込み。
県北部では夕方まで雪や雨が降り、平地でも4~5センチの積雪になる恐れがある。同気象台は路面の凍結などへの注意を呼びかける。
(田中宏樹)
























