済美を破り、応援席にあいさつをして引き揚げる東洋大姫路の選手たち=8日午後、西宮市の甲子園球場(撮影・大田将之)
済美を破り、応援席にあいさつをして引き揚げる東洋大姫路の選手たち=8日午後、西宮市の甲子園球場(撮影・大田将之)

 「夏の東洋」が甲子園に帰ってきた。14年ぶりに全国高校野球選手権大会に出場し、済美(愛媛)との初戦を5-3で制した東洋大姫路。エースを完投に導いた捕手の桒原大礼選手(姫路市立広畑中出身)に、決勝打を放った遊撃手の高畑知季選手(宍粟市立波賀中出身)と、地元播磨出身勢も活躍し、スタンドで見守る家族を笑顔にさせた。(1面参照)