全国の児童館が一斉に取り組むイベントの中で行われた競技「30秒間でふうせんボールを2人ですわってパスした最多数(U-16)」で、兵庫県姫路市立花田小学校6年のダンミン・ヒウさん(12)とダオゴック・トゥさん(11)のペアが優勝した。2人の記録は、ギネス世界記録と認定された。
イベントは、児童館の活動を支援する児童健全育成推進財団が主催。7、8月に全国の児童館で行われた予選を動画審査した結果、2人は168回を記録し、530組中2位に。上位2組による決勝ではオンライン審査の結果、215回と記録を伸ばし、優勝した。
認定証は、イベントに協力する「ギネスワールドレコーズジャパン」から贈られ、2人が通う東児童センター(同市花田町加納原田)で贈呈式があった。
2人は、同センターで卓球などを楽しむ仲間で、イベントがあることを知って参加。予選後の練習では工夫を重ね、一方が静止すると、ボールを落とさず継続できることが分かるなど、技を磨いたという。
認定証を受け取った2人は「練習の成果を出せてうれしい。またチャンスがあれば挑戦したい」と笑顔だった。(藤本賢市)