神戸マラソン実行委員会競技運営課長の長谷川大輔さん
神戸マラソン実行委員会競技運営課長の長谷川大輔さん

 神戸マラソンは今回、大がかりなコース変更を行った。変更に当たってどのような点に留意したかや、変更に伴い苦労した点などを実際にコース設計作業に携わった実行委員会の2人に聞いた。

コース図はこちら

競技運営課長の長谷川大輔さんと競技運営専門員の五島昇さんに聞く  

 -コースを変更した狙いは。

 長谷川 従来は最後の神戸大橋前後で高低差25メートルアップダウンがあり、ランナーの皆さんから「記録が出にくい」「最後がきつい」という声を聞いていた。そこで競技性の高いコースに見直すことにした。高低差が少なく、神戸の名所を見てもらうことができ、道路の幅も確保できるといった条件を満たす案を出し、五島さんに助言をいただきながらコース設定を考えた。