ミャクミャクの像が見守る中、名残惜しそうに家路につく来場者たち=13日夜、大阪市此花区の夢洲(撮影・鈴木雅之)
ミャクミャクの像が見守る中、名残惜しそうに家路につく来場者たち=13日夜、大阪市此花区の夢洲(撮影・鈴木雅之)

 大阪・関西万博には兵庫県からも、来場者やスタッフが続々と詰めかけた。「かけがえのない思い出」「終わるのが寂しい」。184日間を走りきり、万感の思いが交錯した。

 13日早朝、万博会場へ向かう神戸・三宮の神姫バス乗り場には一時300人以上が並んだ。25回目の訪問という神戸市西区の秦友美さん(52)は「ありがとう!! 万博楽しかった!!」などと記した手作りカード約60枚を携え、「会場スタッフに渡します。かけがえのない思い出になった」とバスに乗った。