兵庫県は8日、姫路市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザへの感染が疑われる事例について、遺伝子検査の結果、陽性だったと発表した。飼育する採卵鶏約15万5千羽の殺処分を始めた。養鶏場での鳥インフルは今季、全国で14例目、県内で2例目となる。
7日午前、同市内の採卵養鶏場から「死んだニワトリが増えている」と姫路家畜保健衛生所に通報があり、同所の簡易検査で陽性だった。遺伝子検査でも8日朝、陽性が確認された。
県は養鶏場内を消毒し、部外者の立ち入りや鶏卵の出荷自粛を要請。8日午前、対策本部会議を設置し、この養鶏場から半径10キロ以内にある養鶏場など30施設(計約60万7千羽)に区域外へのニワトリや卵の持ち出しを禁止した。この区域の周辺5カ所に畜産関係車両を消毒できるポイントを設けた。
殺処分は、24時間4交代で1日当たり計約400人の県職員と民間業者が作業し、4日以上かかる見通し。8日午前9時に始め、同日午後4時時点で約10%の1万6千羽を処分した。
県は同日、今回の鳥インフル対策費として、2025年度一般会計に4億円を追加計上する補正予算を専決処分した。(長尾亮太)






















