神戸港からブラジルなどへ船で渡った移民の歴史にちなんで植えられたブラジルの国花イペが、神戸市の各地で見頃を迎えている。「海外移住と文化の交流センター」(神戸市中央区山本通3)では、ラッパ形の黄色い花が青空の下でまばゆく輝く。
日本最初のブラジル移民船「笠戸丸」は1908(明治41)年4月28日に神戸を出港。イペの木はその100周年を記念し、かつて移住者が出発前の日々を過ごした同センター(旧神戸移住センター)から港への道沿いに植樹された。
センターには21本が植わり、今年は4月初めごろに咲き始めたという。ここ1週間ほどの暖かさで一気に開花が進み、ほぼ満開になっている。センターを訪れた神戸市北区の看護師の女性(49)は「ブラジルらしい明るい色が印象的」と話した。(吉田敦史)























