神戸市役所=神戸市中央区
神戸市役所=神戸市中央区

 神戸市は1日、酩酊状態だった20代の知人女性の介抱を理由にラブホテルに連れていき、同意なく体を触るなどしたとして、行財政局の20代男性職員を昨年5月に懲戒免職処分としていたことを発表した。

 市によると、男性職員と女性は昨年2月、神戸市内の飲食店で別の男性を含めた3人で食事をした。その後、男性職員は酒に酔った女性を支えるなどしながらラブホテルに入り、室内で女性が拒否したにもかかわらず、わいせつな行為をしたという。数日後に女性が男性職員の所属部署に連絡して被害が発覚した。

 市の聞き取りに男性職員は「雰囲気に流され、魔が差した。過度の飲酒も原因の一つだと思う」とし、「女性に多大な苦痛と嫌な思いをさせてしまい、申し訳ない」と述べたという。

 神戸市では、懲戒処分は原則処分日に合わせて公表するが、男性職員の処分から1年後の発表となった。市の担当者は「女性が公表を控えるように求めており、処分日での発表は控えた。しかし、事案の重大性を踏まえ、女性側と内容などの調整をした上で今回の公表に至った」と説明した。

 市では昨年度、32人が懲戒処分を受け、うち8人が免職だった。懲戒処分者数は2024年度から3人減少した。(篠原拓真)