桜の名所として知られる神戸市灘区の通称「桜のトンネル」で1日、植えられた47本のうち、枯死や腐敗などで倒木の恐れがあるソメイヨシノ24本の伐採作業が始まった。5月中旬ごろに作業が終了する見込みで、2027年1月には若木を植え直すという。
桜は「摩耶ケーブル駅」近くの南北の通り約400メートルに沿って並ぶ。大半の樹齢は70~80年とみられる。
24年12月、神戸・元町で街路樹のケヤキが根腐れで倒れた事故を受け、市は市内全域の街路樹約11万本を緊急点検。桜のトンネルの25本に幹の内部が空洞化するなどの異常が見つかり、25年12月に緊急度の高い1本を伐採した。新しい桜が頭上を覆うまでには10年以上かかるという。
この日は午前9時半ごろから作業が始まり、枝や幹を切るチェーンソーの音が響いた。5本が伐採され、直径30センチほどの空洞がある切り株もあった。市によると、幹や枝の一部は記念品として、希望する近隣住民に配布する予定という。
近くの主婦(51)は「さびしさが残るが、新しく植えられる桜が立派に育つよう見守りたい」と話した。(門田晋一)






















