神戸新聞NEXT
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 兵庫県は22日、2025年の国勢調査の速報値として、県の人口は前回20年から14万1177人減の532万3825人だったと発表した。減少率2・58%は、1947年調査の5・08%に次いで戦後2番目に高かった。神戸市も同日、市の人口は前回2020年比2万7522人減の149万7630人になったと公表。150万人を割り、00年調査以来の140万人台になった。

 国勢調査は5年ごとに実施。速報値は25年10月1日時点の数字で、それぞれ結果を県と神戸市が独自で集計した。

 県人口は330万人台だった1950年の調査以降、阪神・淡路大震災があった95年以外は増え続け、2005年調査の559万601人をピークに減少に転じた。減少は4回連続で、減少率は前回20年(1・26%)の2倍に広がった。

 県民局・センター別では前回は唯一増加していた阪神南も含めて全地域で減り、減少率も拡大した。

 但馬(8・73%減)▽西播磨(7・03%減)▽丹波(6・40%減)▽淡路(6・39%減)▽北播磨(5・22%減)-で減少率が5%を超え、地域別の人口構成比で神戸(28・13%)▽阪神南(19・38%)▽東播磨(13・27%)の割合が上昇しており、県統計課は「都市部への人口集中、地域偏在が進んでいる」としている。

 神戸市の人口は11年をピークに下降局面に入り、市は23年10月1日時点の推計で150万人を割り込んだと発表していた。(井上太郎)