兵庫県の斎藤元彦知事の側近として副知事を務め、県の告発文書問題への対応を巡って辞職した片山安孝氏(65)が、来春の県議選に高砂市選挙区(定数1)から無所属で立候補する意向を固めた。片山氏が22日、神戸新聞の取材に明らかにした。近く同市内に事務所を開設する予定という。
片山氏は、立候補理由について「ふるさと高砂の発展のために、県副知事の行政経験を生かして取り組んでいきたい」「斎藤知事の県政改革の取り組みを支援していきたい」としている。
片山氏は高砂市出身、白陵高校、中央大学法学部を卒業して、1983年に県入庁。人事課長や企画県民部管理局長、産業労働部長、県信用保証協会理事長を歴任。2021年7月に初当選した斎藤知事が副知事に選任した、最側近の1人。
知事や片山氏を含む県幹部の疑惑を指摘した告発文書問題を巡っては、後に公益通報者保護法違反と指摘された通報者探索行為で、知事の指示で中心的な役割を担った。文書を作成した元県民局長の公用パソコンの回収や本人への聞き取りをした。
その後、24年6月に県議会の調査特別委員会(百条委員会)が設置され、元県民局長が亡くなったことなどを受け、同年7月「県政運営を誤り、職員に百条委という重い負担を負わせた責任がある」として辞職。その際には、斎藤知事にも辞職を促していた。
告発文書で指摘された自身の疑惑については、否定している。























