「知事は『耳の痛いことも伝えてほしい』との趣旨で話されていた。職員の思い、現場の課題はしっかり伝えていきたい」
今年3月、兵庫県の新副知事2人の就任会見。笑みを浮かべて語る守本真一(59)の隣で、守本豊(56)は硬い表情を崩さなかった。
告発文書問題の責任を取るとして、知事斎藤元彦(48)の片腕だった片山安孝(66)が2024年7月に辞職。副知事は条例で2人と定められるが、斎藤は補充を見送り、服部洋平(63)の1人体制が続いた。
文書問題で側近が去った後、斎藤の近くに人材は見当たらず、服部の任期満了が迫っても副知事候補は定まらない。焦った人事当局が候補を挙げても斎藤は反応せず、人選は難航した。
























