兵庫県庁の庁舎=神戸市中央区下山手通5
兵庫県庁の庁舎=神戸市中央区下山手通5

 兵庫県選挙管理委員会は4日、2021年の県知事選に関する公文書公開で、開示した電子ファイルに記された4人分の名前の黒塗り処理が不十分だったため、編集ソフトを使えば閲覧できる状態になっていたと発表した。

 対象の文書は当選証書に関する資料一式で、当選した斎藤元彦知事の関係者4人の名前(3人は名字のみ)が閲覧できるようになっていた。県選管は4人に謝罪し、請求者にデータの削除を依頼した。

 県選管によると、6月10日に部分公開が決定したため、個人情報を黒塗り処理した後、文書をPDF化し、7月22日に請求者に電子ファイルを交付。その後、請求者が編集ソフトで操作すると、黒塗りが外れたという。今月1日、請求者が県に連絡した。

 県の公文書公開を巡っては先月、別の課でも類似の事案があったことが判明。県は黒塗りが外れないよう再発防止を進めている。

(岡西篤志)