ネパールから日本に留学し、母国文化の発信に取り組む女性がいる。介護福祉士のバニヤ・マニタさん(27)。加古川市の特別養護老人ホームで働きながら、神戸市内の児童館でネパールの魅力を伝えている。同国は先月、大規模な土石流・洪水災害に見舞われた。マニタさんは「心が痛む。日本から気にかけてくれるだけで助けになる」と呼びかける。(若林幹夫)
「ネパールはインドと中国の間にあります」「カレーが人気だけど私は辛いのが食べられない」-。8月上旬、神戸市西区の押部谷児童館で、マニタさんが児童約20人に流ちょうな日本語で語りかけた。
この日はネパールの伝統料理、蒸しギョーザ「モモ」を紹介。二つの三角形を組み合わせた国旗について、赤色は国花のシャクナゲの色だと伝えた。両手を胸の前で合わせるあいさつ「ナマステ」を教えたり、児童館の子どもが考案した、押部谷のキャラクターの紹介を受けたりもした。
ネパールの孤児施設とのオンライン交流では、マニタさんがネパール語の通訳を担い、「どんなゲームが好き?」「小学校の名前を教えて」など子ども同士の会話を手助けした。























