神戸市灘区、六甲山麓の県道で大型トラックが神戸市バスに追突して計11人が重軽傷を負った事故で、トラックのブレーキに焼けた痕跡があったことが、灘署への取材で分かった。署は下り坂でフットブレーキを多用し利きが悪くなる「フェード現象」が起きたとみて調べている。
事故は9月16日午前8時過ぎに発生。同市灘区高羽町2、高羽町バス停付近の県道灘三田線で、坂道を下っていたトラックが信号待ちをしていた市バスに衝突した。調べにトラック運転手は「ブレーキが利かなくなった」と説明していた。
署によると、トラックのフットブレーキの部品が一部焼け、黒や虹色に変色していたという。フットブレーキを繰り返し使うと部品が高温になり、ブレーキが利きにくくなる。部品が変色するほど焼ける状態はフェード現象の典型的な特徴だという。
現場の近くでは、8月20日にも大型トラックをけん引中のレッカー車が柱に衝突する事故が起きた。署は下り坂について「エンジンブレーキを使ってゆっくり走行してほしい」と呼びかけている。
























