C大阪-神戸 前半、先制点を決める神戸の山口(撮影・長嶺麻子)
C大阪-神戸 前半、先制点を決める神戸の山口(撮影・長嶺麻子)

 明治安田J1リーグ第13節第1日の11日、昨季王者のヴィッセル神戸は、大阪市のヨドコウ桜スタジアムでセレッソ大阪と対戦し、4-1で大勝した。前節首位だったFC町田ゼルビアが引き分けたため、神戸は勝ち点26で並んで得失点差で上回り、今季初の首位に立った。神戸がC大阪にアウェーで勝つのは、2014年以来10年ぶり。今季初の3連勝を飾り、8勝2分け3敗とした。

 神戸は前半38分、武藤嘉紀からのパスを受けた山口蛍が、ペナルティーエリア付近から右足でゴール右上にたたき込み、先制した。同44分には扇原貴宏のFKから、武藤がヘディングで折り返し、本多勇喜が頭で合わせて無人のゴールへ。本多はJ1で11年ぶりのゴールで、神戸に移籍後初得点となった。

 後半4分には、扇原の右CKに、大迫勇也が頭で合わせて追加点を奪った。大迫は今季4得点目。同12分にC大阪のレオセアラに1点を返されたが、追加タイムには宮代大聖がダメ押し点を挙げた。宮代は2試合連続得点でチーム最多の6点目となった。