復帰戦で得点し、自身初の2桁得点が視界に入る神戸の宮代=8月17日、ノエビアスタジアム神戸
復帰戦で得点し、自身初の2桁得点が視界に入る神戸の宮代=8月17日、ノエビアスタジアム神戸

 明治安田J1リーグ第28節最終日の25日、神戸はノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)で、鳥栖と対戦する。前節のG大阪戦は終了間際に追い付かれて引き分けたが、7試合ぶりに復帰したFW宮代が得点。2年前に所属した古巣を相手に、背番号9は「1点で満足せず、2点、3点を狙う。少ないチャンスでも決めきりたい」とゴールを渇望する。

 川崎から加入した宮代は今季、6月26日の第20節町田戦まで全試合に出場した後、負傷が判明。離脱した2カ月弱について詳細を明かさなかったが、「時間を有効活用し、自分の体と向き合ってきた」と言う。負傷する前以上に質の高いプレーを念頭に置き、後半途中から出場した復帰戦でのゴールにつなげた。