明治安田J1リーグ第2節第1日の22日、ヴィッセル神戸は敵地の豊田スタジアム(愛知県豊田市)で名古屋グランパスと対戦し、2-2で引き分けた。
神戸は1点を追う後半、FW大迫勇也が立て続けにゴールを決めて逆転に成功した。後半25分、扇原の右CKからトゥーレルが頭で落とし、遠いサイドの大迫が右足で押し込んだ。さらに5分後には、相手GKと1対1の好機で冷静に右足で流し込んだ。
理想の展開かと思われたが、落とし穴が待っていた。40分、カウンターから日高が相手を倒してPKを与えて同点とされ、初勝利が目前でこぼれ落ちた。
神戸は出遅れている宮代と井手口に加え、浦和戦で酒井とジェアンパトリッキ、この試合では本多が負傷で途中交代。吉田監督が「タフな試合になるのは間違いない。フィジカルの勝負」と語った一戦を勝ちきれなかった。アジア制覇を目指す戦いと並行する過密日程で、早くも正念場が訪れた。
























