陸上の第73回兵庫リレーカーニバル(兵庫陸上競技協会、神戸新聞社など主催)が19日、神戸市須磨区のユニバー記念競技場で開幕した。全国各地で14大会が指定されている日本グランプリシリーズの一戦で、20日までの2日間、国内のトップアスリートから小学生までさまざまなカテゴリー、年齢層の選手らが熱戦を展開する。
開会式では、滝川第二高の久保拓己選手が「これまで積み上げた練習の成果を存分に発揮し、全力で戦い抜くことを誓います」と力強く宣誓し、スタンドから拍手を浴びた。
19日の競技は、男女混合で5千メートルの記録を競う一般参加種目「市民アスリートタイムトライアル」でスタート。続いて中学生、小学生の短距離種目の予選などが実施された。
20日は五輪や世界選手権に出場した選手らがしのぎを削るグランプリ種目や、小学生から大学・一般のリレーなど33種目の決勝が予定されている。(伊丹昭史)