陸上の日本グランプリシリーズ、第73回兵庫リレーカーニバル(兵庫陸上競技協会、神戸新聞社など主催)は20日、神戸市須磨区のユニバー記念競技場で最終日が行われた。トップ選手が激戦を繰り広げるグランプリ(GP)の男子走り幅跳びでは、東京、パリと五輪2大会に出場した橋岡優輝(富士通)が大会記録を1センチ更新する8メートル10で優勝した。
東京五輪は6位で日本勢37年ぶりの入賞を果たした橋岡。しかし、昨年のパリ五輪では予選落ちの挫折を味わった。世界選手権(9月、東京)が開催される今季にかける意気込みは強い。
2022年からは男子短距離のサニブラウン・ハキームらと同じタンブルウィードTC(米国)に拠点を置き、スプリント力を磨いてきた。自己記録の8メートル36は日本歴代2位。