C大阪戦で2戦連続ゴールを決めた神戸の宮代(手前)=5月6日、ノエビアスタジアム神戸
C大阪戦で2戦連続ゴールを決めた神戸の宮代(手前)=5月6日、ノエビアスタジアム神戸

 明治安田J1リーグは前半戦を終了し、神戸は9勝3分け6敗の勝ち点30で、首位鹿島と勝ち点10差の6位で折り返した。5月は自慢の堅守がほころんだ一方、直近4戦連続で複数得点と従来の攻撃力を取り戻した。連覇を遂げた昨季は同じ18試合を消化した時点で10勝3分け5敗。後半勢いづいた昨季の戦いを再現できれば、3連覇は射程内だ。(井川朋宏)

速攻から6失点

 C大阪戦は3失点で逆転負けを喫し、先制した試合で2年間続いた無敗記録が「42」で途切れた。この試合を含め、直近6戦で11失点。6失点は速攻で守備網を破られ、CKからも3失点した。