ラグビーのリーグワン1部の神戸が4日、神戸市東灘区のチームグラウンドで、12月13日に開幕する新シーズンへ本格的に始動した。新戦力や代表勢をのぞく選手がミニゲームなどで体を動かした。
昨季は過去最高の3位。元日本代表FB山中亮平らは退団したが、2季ぶりの復帰となるニュージーランド代表FWのアーディ・サベアや、同代表CTBアントン・レイナートブラウンらトップ選手らを補強した。
3季目となるレニー・ヘッドコーチは、体力テストで大半の選手が目標値をクリアしたことに満足顔。「ハードワークしながら連係をつくっていく」と意気込んだ。オフに日本代表に参加したWTB植田和磨(報徳高出身)も「課題の上半身の強さとスピードを向上させて優勝に貢献したい」と誓った。(伊丹昭史)