G大阪-神戸 後半、空中で競り合う両イレブン=撮影・吉田敦史
G大阪-神戸 後半、空中で競り合う両イレブン=撮影・吉田敦史

 33年間で史上2クラブ目となる3連覇への壁は高かった。9日、G大阪と引き分けて夢を絶たれたJ1神戸。シーズン序盤の足踏みが重くのしかかった。

 昨季主将の山口や初瀬、菊池が抜けたが、オフに穴を埋める十分な補強ができなかった。さらにアジアの戦いと並行する過密日程の中、けが人が10人前後続出。吉田監督が「最初にもたついたらきつい」と語っていた言葉が現実となった。開幕4戦は3分け1敗。第7節時点で降格圏内の18位まで沈んだ。