ミヒャエル・スキッベ氏
ミヒャエル・スキッベ氏

 J1神戸は14日、来季の新監督に、広島を4季指揮したミヒャエル・スキッベ氏(60)が就くと発表した。広島は今季4位。YBCルヴァン・カップでは2度目の優勝に導いた。

 ドイツ出身のスキッベ氏は、同国代表コーチやギリシャ代表監督などを経て、2022年から広島を指揮。前年の11位から3位に浮上させ、23年は3位、24年は2位で神戸と優勝を争った。

 スキッベ氏はクラブを通じて「このたび、ヴィッセル神戸の監督に就任し、大変光栄に、そしてうれしく思っています。再び日本一のチームを目指しましょう」とコメントした。新監督とともにドイツ出身のセハット・ウマル氏(43)のヘッドコーチ就任も発表された。

 神戸は今季5位。22年途中から指揮し、昨季はJ1連覇と天皇杯全日本選手権優勝に導いた吉田孝行氏(48)=兵庫県川西市出身=が退任し、清水の監督に就いた。