チームをけん引する女子・須磨学園の池野絵莉(中央)=神戸市須磨区の同校(撮影・大田将之)
チームをけん引する女子・須磨学園の池野絵莉(中央)=神戸市須磨区の同校(撮影・大田将之)

 男子第76回、女子第37回全国高校駅伝は21日、京都市のたけびしスタジアム京都発着のコースで開かれる。女子(5区間21・0975キロ)が午前10時20分、男子(7区間42・195キロ)は午後0時30分にスタート。各都道府県代表と地区代表11校を合わせ、それぞれ計58校が争う。兵庫からは3チームが出場し、男子は西脇工が2年連続35度目、須磨学園が3年連続10度目。女子の須磨学園は3年連続29度目の都大路に挑む。(伊丹昭史、伊田雄馬、金井恒幸)

 前回もエースだった池野絵は、体調不良の影響で最長1区から3区に回り、チームは23位に沈んだ。「どん底を味わった」。今年は3000メートルで全国総体4位、国民スポーツ大会3位と躍進。「成長している」と実感する走りで雪辱を誓う。