横浜M-神戸 前半、横浜Mの三井寺に先制点を許して肩を落とす神戸イレブン
横浜M-神戸 前半、横浜Mの三井寺に先制点を許して肩を落とす神戸イレブン

 明治安田Jリーグ1部(J1)第3節第2日の22日、ヴィッセル神戸は敵地の日産スタジアム(横浜市)で横浜F・マリノスと対戦し、0-1で今季初黒星を喫した。1勝1分け1敗で勝ち点4のまま。

 手負いの神戸が序盤の1点に泣いた。主軸の大迫、武藤、酒井を欠き、前節から先発6人を入れ替え。真価が問われたが、意地を示せなかった。

 雨が降りしきる中、いきなり出はなをくじかれた。前半9分、人数はそろっていたはずの守備網を破られ、左から16歳の三井寺に左足ボレーをたたき込まれて先制を許した。権田に代わって今季初先発したGK前川も防げず。今季本拠地初戦に3万6千人超を集めた相手を勢いづけた。

 スキッベ監督が「いつも通り攻守に魅力的なサッカーを」と求める中、攻撃では後方からボールをつなぐも、自陣からなかなか抜け出せない。持ち味の縦に速い攻撃が寸断され、前線で起点をつくれず、シュートに持っていけなかった。

 後半は開始から特別指定選手の20歳、MF岩本を投入し、途中からは渡辺皓が古巣を相手に移籍後初出場。やや押し返すも攻撃は手詰まりのままで、失点しなかったのがせめてもの救いだった。

 3戦連続先発の郷家は「(主軸が)いなくても勝てることを見せないと。細かいところを修正すれば絶対に点は入る」と自信を示していた。だが、主軸不在の影響はやはり大きかった。

 神戸は出遅れた扇原と佐々木にとどまらず、開幕後も負傷者が続出。長丁場の戦いは始まったばかりだが、試練は続く。(井川朋宏)