ヴィッセル神戸のスクールコーチが指導する様子=豊岡市大磯町
ヴィッセル神戸のスクールコーチが指導する様子=豊岡市大磯町

 中学校の部活動の地域移行を見据え、質の高いスポーツ指導を受けられる環境をつくろうと、サッカーJリーグ1部・ヴィッセル神戸のスクールコーチ2人が、豊岡南中学校(豊岡市大磯町)で市内2校のサッカー部の部員を指導した。

 県民生活部スポーツ振興課と公益財団法人「県スポーツ協会」の主催。教職員だけでなく、地域の指導者とともに県内のプロチームも中学の部活動を支えようと企画した。サッカーとバスケットボール、バレーボールの3競技で連携し、県内の生徒への指導が行われている。

 9月30日は、スクールコーチの里見仁義さん(40)と浅見和彦さん(40)が同校と豊岡北中学校のサッカー部員約60人を指導した。両校合同でゴールキーパーとそのほかのフィールドプレーヤーに分かれて実施した。

 フィールドプレーヤーへの指導では、里見さんがボールを運ぶ場所や動き出すタイミングなどを伝授。チーム全体でボールを動かしていく意義を強調した。ゴールキーパーを指導した浅見さんは、部員たちの普段の構え方を確認した後、「上下左右どこでも行けるように、手はおなかあたりで構えて」などと伝えた。

 豊岡南中では、卒業生もコーチとして指導にあたっている。同校2年のキャプテン三宅唯斗さん(13)は「プロでも活躍したヴィッセルのコーチに教えてもらうのは、緊張もしたけれどワクワクした。また教えてもらいたい」と話した。(丸山桃奈)