残暑が続く中、城崎マリンワールド(兵庫県豊岡市瀬戸)で3日、涼を感じてもらおうと、アシカの「アマビエ」に氷がプレゼントされた。今年は「ややバテ気味」といい、興味津々に水中で氷を追いかけた。
アマビエは4歳の雌。好奇心旺盛で人と遊ぶのが大好きという。
担当飼育員の堤和樹さんによると、アシカは暑いのが得意ではないが、展示場所に空調機器がなく、暑い日には31度ほどまで上がるという。
この日は、バケツに詰め込まれた棒状や球体、板状などさまざまな形の氷がプレゼントされた。アマビエは、鼻で水中に落とした氷を追いかけて遊んでいた。
堤さんは「かわいい姿と工夫して遊ぶ賢い一面も見てほしい」と話す。
7~29日の土日曜、祝日には午後0時半から、水族館「シーズー」2階で氷のプレゼントを観覧できる。(丸山桃奈)