現豊岡市但東町の高橋村から満州(中国東北部)に入植し、終戦2日後に集団自決した「高橋村満州開拓団」は、現地住民と良好な関係を築いていたとされる。自決を図り、生還した同町の山下幸雄さん(92)の手記などによると、地域の人たちは自決直前、逃避行する開拓団員たちを休ませ、粟飯を振る舞ってくれたという。(阿部江利、大高 碧)
現豊岡市但東町の高橋村から満州(中国東北部)に入植し、終戦2日後に集団自決した「高橋村満州開拓団」は、現地住民と良好な関係を築いていたとされる。自決を図り、生還した同町の山下幸雄さん(92)の手記などによると、地域の人たちは自決直前、逃避行する開拓団員たちを休ませ、粟飯を振る舞ってくれたという。(阿部江利、大高 碧)