書簡が解読されたびょうぶを眺める「竹田温故の会」関係者ら=丹波市市島町中竹田
書簡が解読されたびょうぶを眺める「竹田温故の会」関係者ら=丹波市市島町中竹田

 養父市出身で「但馬聖人」と呼ばれた幕末、明治期の儒学者池田草庵(1813~78年)が丹波市青垣町佐治地区の男性に宛てた書簡43通が、びょうぶに貼り付けられた形で保管されていたことが分かり、このほど解読が行われた。絵画や漢詩を鑑賞した感想のほか、書物の借用依頼なども記され、草庵の交友の一端や、丹波と但馬の山間部で行われていた文化交流の一端がうかがい知れる。(井原尚基)