花びらのような白い「仏炎苞(ぶつえんほう)」が春を告げるミズバショウが、兵庫県養父市大屋町加保のミズバショウ公園で見頃を迎え、17日開園した。雪解けとともに開くかれんな姿が人気で毎年、大勢の人が訪れる。
ミズバショウはサトイモの仲間で、日本では中部地域以東でみられる。同公園の自生地は、日本の西南限に当たり、県の天然記念物に指定されている。小字名から「加保坂のミズバショウ」とも呼ばれ、約3千株が生育する。
花びらに見える白い部分は、葉が変形した「苞(ほう)」で、仏像の光背にある火炎の形に似ていることから仏炎苞とも呼ばれる。苞の中に突き出た円柱状の部分に多くの小さな花がつく。
同公園では9日に初めて花のように開いた苞を確認、暖かさと雨で成長が進んだ。
公園を管理する加保坂開発組合の島垣晃組合長(81)は「加保坂のミズバショウは葉に斑が入っているのが特徴。多くの人に見に来てほしい」と話す。見頃は4月末ごろ、開園は5月10日ごろまで。
入園は18歳以上250円、18歳未満無料。やぶ市観光協会TEL079・663・1515(小日向務)
























