滋賀県などであった大会で優勝したプロトレイルランナーの中谷亮太さん=丹波市青垣町東芦田
滋賀県などであった大会で優勝したプロトレイルランナーの中谷亮太さん=丹波市青垣町東芦田

 1人がやっと通れるやせ尾根を走り抜ける。露出した木の根を頼りに切り立った斜面をよじ登る。木々の合間を縫い、高さ100メートルのアップダウンを繰り返す。不眠不休。夜通しで100マイル(約160キロ)のコースを駆け、最後は全力疾走でゴールテープを切る。

 それが中谷亮太さん(32)=丹波市=の仕事だ。なぜそんなにきついことを? 「応援してくれる人の存在や山頂の景色、非日常感…。競技をやる理由はいくらでもある」と笑ってみせる。「それに山があったらとにかく登ってみたいですよね」