マツタケの絵について、林容子さん(左)と語り合う参加者たち=植野記念美術館
マツタケの絵について、林容子さん(左)と語り合う参加者たち=植野記念美術館

 絵画を見ながら高齢者や認知症の人、その家族らが感想を語り合う対話型のアート鑑賞「アートリップ」。米国の美術界の取り組みをモデルに2012年に国内で始まり、認知症の症状緩和などの効果も期待できるという。兵庫県では初の開催となった植野記念美術館(丹波市氷上町西中)のプログラムに参加した認知症の当事者1人を含む4組7人に同行し、様子を取材した。(那谷享平)