地域防災などを研究し、災害ボランティアとしても活動する大門大朗准教授=福知山公立大学
地域防災などを研究し、災害ボランティアとしても活動する大門大朗准教授=福知山公立大学

 発生から10年を迎えた丹波豪雨災害。当時大学院生で、丹波市などで災害ボランティアとして活動した大門大朗さん(33)は現在、福知山公立大学(京都府福知山市)で准教授を務め、地域防災などを研究している。能登半島地震でも被災地支援を続ける大門准教授に、災害ボランティアの意義などについて聞いた。(秋山亮太)

 -2014(平成26)年の豪雨災害では、被災した丹波市や京都府福知山市でボランティアに取り組まれました。

 発生から数日後に現場を訪ね、まだあちこちで泥が浮いているような状態でした。丹波市では特にさまざまな場所で活動し、西山酒造場では泥出しのほか、酒造り再開に向けた作業も手伝わせてもらいました。

 -災害ボランティアの意義は何でしょうか。