道の駅が抱える課題や将来の展望などについて話し合う「全国『道の駅』シンポジウムin丹波」と、全国各地の30駅以上が集まり、ご当地グルメを販売する「道の駅まつりwithいい丹波」が11月1日、丹波の森公苑(兵庫県丹波市柏原町柏原)で開かれる。丹波市の食が味わえる飲食ブースや、子どもたちによるステージなどもあり、イベントを盛り上げる。(伊藤颯真)
国土交通省近畿地方整備局や県、市、全国道の駅連絡会、近畿「道の駅」連絡会でつくる実行委員会の主催。全国を9ブロックに分け、毎年持ち回りで開催しており、今年で13回目になる。県内自治体での開催は初めて。
道の駅の役割には、ドライバーの休憩施設、旅の目的地、地域活性化の拠点の三つがあり、それぞれ第1~第3ステージとして分類される。シンポジウムでは、第3ステージの実現に向けた取り組みをテーマに掲げ、始めに国学院大学観光まちづくり学部の楓千里教授が講演する。
続いてパネルディスカッションがあり、国土交通省道路局企画課の評価室長をコーディネーターに、道の駅「草津」(滋賀県草津市)、「るもい」(北海道留萌市)、「あらい」(新潟県妙高市)の運営管理者、電通社員、林時彦・丹波市長がパネリストとして参加する。
「まつり」では、県内の道の駅を中心に35駅が出店。焼きたてのホタテや道の駅併設の工場で作る納豆など、各地の自慢の特産品やグルメが楽しめる。丹波市の飲食店などが25ブースを設け、日本酒や丹波栗、丹波大納言小豆などを味わうこともできる。
ステージでは、子どもたちのダンスやコーラスがあるほか、同市の出身で観光アンバサダーを務める俳優、新木宏典さんのトークショー、じゃんけん大会などもある。
市農林振興課は「普段行くことのできない道の駅が集まり、丹波の食も堪能できる盛りだくさんのイベント。子どもから大人まで多くの人に来てほしい」と話す。
「まつり」は午前10時~午後3時。シンポジウムは午後1時半~同5時。全国道の駅連絡会TEL03・5621・3188



 
          
         
           
       
       
       
       
      














 
          


 
           
         
        



