「いただきます!」。元気な声が教室に響く。子どもたちが艶やかな白米に箸を伸ばす。いつもと同じ給食の風景だが、この日のごはんは有機米だ。
丹波市は2023年に県内で初めて、地域ぐるみで有機農業を推進する「オーガニックビレッジ」を宣言。その翌年から有機米給食の実施を年20回に増やした。有機JAS認証を受けた地元産のコメが使われている。
有機食材を給食に取り入れる動きは、全国で少しずつ広がってきている。農林水産省の調査によると、23年度は前年度から4割以上増え、278市区町村で実施された。全体の約16%にあたる。食育や環境保全の観点から求められており、生産者の安定した売り先になる利点もある。























