愛知県名産の漬物「守口漬」を製造販売する老舗「大和屋守口漬総本家」(愛知県名古屋市)が、兵庫県丹波篠山市立町の黒豆卸「小田垣商店」で27日まで期間限定ショップを開いている。守口漬や関連商品を販売して、伝統の味や食文化をPRする。19日には、守口漬づくりの体験教室も催された。
大和屋の関連会社が運営するレストランが、小田垣商店の黒大豆を使った煮豆を長年提供している縁などで、今回の出店が実現した。
守口漬は奈良漬の一種で、世界一長いとされる極細の「守口大根」を塩や酒かす、みりん粕で漬け込む。大和屋では、木曽川河畔で栽培された長さ約1・2メートルもの大根を、職人が塩漬けとかす漬けを繰り返しながら、約3年かけて琥珀(こはく)色に仕上げる。
19日に2回開催された体験教室では、市内外の10人が、最終工程の「仕上げ漬」に挑戦。長い大根を渦巻き状に酒かすに漬け込み、ざらめ砂糖をまぶす作業などにいそしんだ。自宅に持ち帰り、漬物が完成するのは約3カ月後。市内から訪れた学童保育スタッフ赤摩美緒さん(59)は「こんなに長いダイコンは初めて。貴重な体験ができた。食べられる日が楽しみ」と話していた。期間限定ショップに関する問い合わせなどは小田垣商店TEL079・552・0011(堀井正純)























