4人制ビーチバレー女子で全国制覇を果たした浜の宮中の選手たち=高砂海浜公園
4人制ビーチバレー女子で全国制覇を果たした浜の宮中の選手たち=高砂海浜公園

 神奈川県藤沢市で開かれた「第14回湘南藤沢カップ全国中学生ビーチバレー大会」(8月17、18日)で、加古川市立浜の宮中学校(別府町新野辺)の女子チームが優勝し、4人制の頂点に立った。女子の兵庫県勢優勝は12年ぶり。選手らは「砂浜での練習で培った技術や集中力を発揮できた」と快挙を喜んだ。(増井哲夫)

 新型コロナ禍の2021年、同校女子バレーボール部顧問だった沢田政彦さん(61)が部員から希望者を募ってビーチバレーを始めた。メンバーは現在12人で、高砂海浜公園(高砂市高砂町向島町)で練習に励む。

 同大会女子には全国から41チームが出場。浜の宮中は6人がエントリーした。直前に台風7号が本州を縦断した影響で高速道路が通行止めになり、現地入りは16日深夜に。前日練習もできない中だったが、17日の予選は実力を発揮し、同じグループの2チームを圧倒して1位通過した。