伸びやかな歌声を披露する子どもら。「しあわせ運べるように」など5曲を合唱した=いなみ文化の森
伸びやかな歌声を披露する子どもら。「しあわせ運べるように」など5曲を合唱した=いなみ文化の森

 稲美町を拠点に活動する「兵庫稲美少年少女合唱団」が11日、「歌とお話で紡ぐ合唱団の震災30年」と題し、いなみ文化の森(同町国安)で公演を行った。子どもらに向けて卒団生が震災体験を語る講話もあり、観客約50人と思いを共有した。

 合唱団の創立35年と震災30年の節目に、震災体験を語り継ごうと開催。合唱団を指導する椿野伸仁さん(65)が指揮、4歳~高校生の約30人と合唱団OGが舞台に立った。